人はいつか必ず死ぬ。

大好きだった人が亡くなりました。

闘病中で、高齢だったこともあり

近いうちにそうなるだろう。という

予感はしていましたが…いざその日が

来ると、「もうあの笑顔は見れないんだ。」

と、まだまだ受け止められない自分がいます。

死を身近に体験すると、やはり

命の尊さを感じます。

人はいつか必ず死ぬ。

私が大好きな写真集の一説に

こんな文があります。

「命あるものは、日々しにむかって

生きている。

かけがえのないものを

失っても、どんなに嵐がやってきても

幸せが溢れ出しそうでも

この日は二度とこない言っとき、一日。」

どんなに幸せでも

どんなに辛くても

どんなに頑張っても

人は誰もが死に向かっている。

むかし、小さい時に「死ぬ」ことを

理解してベッドの上で大泣きした

ことがありました。親がいなくなって

しまうなんて、そんなの嫌だ嫌だ。

小さかったので「時間よ、止まれ！」

って神様にお願いをして、必死に時間が

過ぎることを止めようとしていたんですね。

でも、仲の良かった友達の急死や

親戚の病死、ペットの急死など

たくさんの死を経験し、死ぬことは

みんなが避けれないことだと知りました。

今でも死ぬことは怖いです。

大切な人達が

いつかいなくなってしまうこと。

そして

自分自身も…

いつか終わりがくること。

現実味を感じきれない自分がいますが

大切な人が亡くなるのをみていくと

それがリアルであることを実感しています。

悲しい。

寂しい。

でも、だからこそ「死」を迎える前に

後悔しない生き方をしたい。と

最近は強く思うようになりました。

私自身、今年は40歳になる年で

40歳と言えば人生の半分近くを

過ぎたことになります。

ここまで長かった。確かに色々

経験してきた。だけど残りの人生は

言い換えたら、もう半分しかない。

若くして過ぎていく半分と

歳を重ねて過ぎていく半分は

全然違います。

失敗してもすぐやり直しがきく若い頃は

体力も気力もあって無茶もできましたが

歳を重ねると、体力も気力も思うように

いかないこともでてきます。

若いから許されたことも年配になると

許されないことがたくさんあります。

やりたい事があるなら今しかできない。

いつか、また

いつか、チャンスが来たら

いつか、そのうち、今度

先延ばし先延ばししたら

きっとあっという間に時間が

経っていってしまいます。

いつか。はやってこない。

人は、過去や未来には生きられない。

生きているのは"今"だけだからなのです。

だからこそ

後悔しない生き方をしたい。

一生に一度しかない人生を

言い訳したまま終えるのは

ぜったいにしたくない。

私もそうだから、あなたも

そうであって欲しいと願うんだ。

辛いときあるよね。

うんうん、動きたくても

動けないこともあるよ。

でも、泣いてても

誰もあなたの人生には変われない。

あなたの痛みを分かっても

あなたの人生は生きてくれない。

だから、たくさん泣いて泣いて

涙をふいたら、また自分の力で

歩いていかなきゃいけないんだ。

なんでだろうね。

なぜ辛いのに

人って、また頑張るんだろうね。

その答えは私もまだ見付かってない。

でも、ひとつだけわかるのは

人は生まれた時から、自分の人生を

全うする使命を持って生まれてること。

誰の人生でもない。

自分の人生を"生きる"って

使命を誰もが持っている。

だから、人は頑張るし

辛くてもまた

進んでいけるんだと思う。

あなたの幸せが見付かってないなら

これから探してもいいし

これから作ってもいいよね。

生きることは、ときに大変

でも

生きることは、幸せなんだと思う。

大切な人達の死を通り過ぎて

私は私の道(人生)を歩いていく。

そうして、歩いた先でいつか

終わりが来た時に「ありがとう」と

言える素晴らしき人生であるように

振り返らずに、今日も歩いていくね。

あなたの道もきっと誰かの(人生)になるから

後悔しないように今を生きていこう♡