そこに何があるかわからなくとも、進む。

人は、思っている以上に強くなくて


人は、弱さといつも戦っている。


もう、やめようか。


もう、いいじゃないか。


そんな声が聞こえているのは
気のせいではないと思う。


でも、まだ、進み続ける。


とっくにその足は限界を
超えているのに、まだ歩いている。


捨てれない何かを取り戻すように


あきらめきれない頑固さを
両手に抱えきれないぐらい
抱きしめて


誰に誓ったわけでもない。


自分との約束なのかもしれない。


いつか自分が、もういいよ。
と許しても、また進み続けるんだ。


弱さの先に本当の強さが
ある事を知っているから。


この不器用な生き方が
自分らしさだと分かったから。


たとえば前に何があるか
今は見えなくても


自分の行くべき道しか
ないのだと感じているから。


地図に書かれてない場所さえも
きっと行ける。


どんなに涙を流しても
歩き続ける。


だって、それが

あなただから


また、前を向く。


いま、歩き出す。


果てしない明日へ。